兵庫県出身の2004年12月4日生まれ。東京大学理科一類に在籍中の現役東大生ドライバー。2024年HRS Formulaクラススカラシップ次席獲得で2025年度はHFDP with B-Max Racing Teamより全日本FIA-F4選手権に出場。
 
FIA-F4 第3,4 戦 鈴⿅サーキット

FIA-F4 第3,4 戦 鈴⿅サーキット

■ レース結果
第3戦 予選 5位/決勝 3位
第4戦 予選 8位/決勝 4位

■ 05/30(⽊):公式テスト1⽇⽬
⽊曜⽇のフリー⾛⾏では全体ベストのタイムを出すことができ、とても好調な滑り出しでした。前⽇が⾬ということもあり路⾯が悪かったのですが、若⼲オーバー傾向の⾞にマッチし、コントロール性が⾼かったことが好タイムへとつながりました。しかし、周囲の選⼿と⽐べて新品タイヤから⾛⾏を重ねていった際のタイムの落ち幅が⼤きく、改善の必要性を感じました。

■ 05/31(⾦):公式テスト2⽇⽬
1回⽬のセッションは⾬上がりのハーフウェットであったため⾛⾏を⾒送り、2回⽬のセッションのみ⾛⾏しました。前⽇の課題であった中古タイヤの落ち幅の改善を⽬的としたテストを中⼼に⾏いました。新品タイヤを履いて予選⽤のテストも⾏いたかったのですが、⾚旗が多く出たこともあり⾛⾏時間を⼗分に確保できず、セッティングを試すことは叶いませんでした。

■ 06/01(⼟):予選, 第3戦決勝
前⽇にあまりテストが出来なかったこともあり、セッティングを上⼿く合わせることができず苦しい予選となりました。⾞がオーバーでリアタイヤに負担をかけてしまう状態であったため、想定より早くリアタイヤに限界が来てしまいました。セカンドベストを出そうとした時
にはリアタイヤのグリップが急激に落ちてしまい、タイムをまとめることが出来ませんでした。路⾯が良くなった時のセッティングを考える能⼒がまだまだ⾜りないと実感しました。今後の予選で同じミスをしないよう、これからも成⻑していきます。

第3戦の予選は5番⼿でしたが、前の⾞にペナルティがあり決勝は4番グリットからのスタートでした。スタートでは上⼿くタイミングを合わせることが出来、1コーナーまでのストレートで4位から3位にジャンプアップしました。その後トップ2には⼿が届かなかったもの
の、3位を守りきり今期初表彰台を獲得しました。⾃分⾃⾝FIA-F4では表彰台は初めてであり、⼤きな⾃信へとつながりました。

■ 06/02(⽇):第4戦決勝
セカンドベストがまとまらず第4戦は8番グリットからのスタートでしたが、第3戦に引き続きスタートを上⼿く合わせ、5位まで順位を上げることが出来ました。そして前の⾞にプレッシャーを与え、バトルの末に4位に浮上しました。そこから後続⾞を突き離したものの、トップ3には⼿が届かず4位フィニッシュとなりました。

■ コメント
今回は富⼠⼤会に引き続き前の⽅でレースが出来ましたが、トップと⽐べるとペース的にあと1歩⾜りず、課題の多く残るレースとなりました。今回のレースで学んだたくさんのことはこれからに⽣かし、同じミスはしないよう徹底して参ります。今回の鈴⿅⼤会が終わり、シリーズランキングは5位(39pt)で、トップ(68pt)と29pt差となりました。次戦富⼠⼤会までは2ヶ⽉ほど空きますが、その期間で更に成⻑し初優勝を勝ち取りにいきます!
最後になりましたが、スポンサーの皆様、応援してくださった⽅々、ありがとうございました。今後も全⼒を尽くしていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。