兵庫県出身の2004年12月4日生まれ。東京大学理科一類に在籍中の現役東大生ドライバー。2024年HRS Formulaクラススカラシップ次席獲得で2025年度はHFDP with B-Max Racing Teamより全日本FIA-F4選手権に出場。
 
FIA-F4 第1,2戦 富⼠スピードウェイ

FIA-F4 第1,2戦 富⼠スピードウェイ

■ レース結果
第1戦 予選 1位/決勝 リタイア
第2戦 予選 2位/決勝 4位

■ 05/01(⽔) : 公式テスト1⽇⽬
今回のレースウィークは⾬天からのスタートとなりましたが、翌⽇から週末までは晴れが続くという天気予報でした。そのことを考えると、電気系統のトラブル、無駄なクラッシュを避けるために⾛⾏をパスした⽅が賢明であると判断し、コース外から他チームの⾞を偵察していました。

■ 05/02(⽊) : 公式テスト2⽇⽬
午後からの⾛⾏ということもあり、昨⽇とは打って変わって路⾯は完全に乾いた状態でテストする事ができました。⾞が⼤きくロールすることでコーナリング中に⾞が不安定になってしまう、という事が当初からの課題でしたが、この⽇の2回のテストによりこの課題は⼤きく改善し、有意義なテストにする事が出来ました。

■ 05/03(⾦) : 予選, 第1戦決勝
前⽇の状況からセットをうまく合わせ込むことができ、予選ではポールポジションを獲得する事ができました。この新型⾞両の1戦⽬でポールポジションを取れたということは、チームにとっても⾃分にとっても⾮常に励みとなる結果でした。また、今回の私のポールラップは富⼠スピードウェイのコースレコードでした。
第1戦決勝ではスタートをきっちりと決め、1位をキープして⾛⾏しておりました。しかし、スリップが効く富⼠で中々後続⾞を引き離す事ができずにいたところ、2位を⾛っていた森⼭選⼿にコカコーラコーナーで追突されてしまいリタイアとなりました。
後続⾞を引き離すだけの実⼒がなかったことは今後の⾃分の課題とし、この悔しさは次戦の鈴⿅⼤会の結果でなんとしても晴らします。

■ 05/04(⼟) : 第2戦決勝
前⽇のクラッシュによりマシンは⼤きく損傷しましたが、メカニックさん達の懸命な修理のおかげで第2戦は無事出⾛することが出来ました。しかし、スタートでブレーキを強く踏みすぎることでアクセルがカットされるというミスを犯し、思うようにスタートが出来ず集団の最後尾まで順位を下げてしまいました。そこから4 位までは追い上げることが出来たのですが、トップ3台には⼿が届きませんでした。
調⼦が良かっただけに、スタートでの⾃分のミスが悔やんでも悔やみきれません。このミスを⾃分の糧とし、成⻑していきます。

■ コメント
レースウィークを通して調⼦が良かったにも関わらず、⾃分の未熟さにより決勝結果を残せなかったこの悔しさは、次戦鈴⿅へと繋げ優勝を勝ち取ってみせます。スポンサーの皆様、応援してくださった⽅々、ありがとうございました。次戦も頑張りますので、応援の程よろしくお願いいたします。